日本ハムの新助っ人外国人、オズワルド・アルシア(26)が22日、名護市内の一軍宿舎で入団会見を行った。

 会見で栗山監督は「待ちに待った選手。どうしても勝つために欲しいバッターだった。これだけ若くしてメジャーに上がった才能は誰が見てもわかる。必ず活躍してくれると信じている」と期待を寄せた。

 ビザやパスポートの申請で合流が遅れた新助っ人は「本当に来られてうれしいです。バッティングが一番のアピールポイント。ホームラン30本、打点100を目標に頑張りたい」と意気込んだ。メジャーで対戦経験のある日本人選手については日本ハム出身のダルビッシュ有の名前を挙げ「3の1だったよ。バットを折ってセカンドの頭を越えた」と内容を振り返った。

 ニックネームは「エル・カニーバル」。スペイン語でハイエナを意味するどう猛な男が、日本ハムの厳しい外野争いに割って入る。