打者・大谷に朗報?エンゼル・スタジアムの本塁打認定ライン下がる

2018年02月21日 16時30分

トラウト(右)が運転するカートでクラブハウスに戻る大谷(左)

【アリゾナ州テンピ20日(日本時間21日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(23)にとって朗報なのか。球団は今季から本拠地エンゼル・スタジアムの右翼フェンスの本塁打認定ラインを修正することを発表。左打者泣かせの高さ5・5メートルあるフェンスの認定ラインが約3メートル下がるが、果たして二刀流にどう影響するのか。

 野手組が合流した全体練習2日目。大谷はプホルス、キンズラー、シモンズら内野手組とフリー打撃を行い、21スイング中3本の柵越えを放った。その後、投手主体のフリー打撃に打者として参加。マイナー2投手の生きた球を打席で10球見送る“目慣らし”を行うと、最後はバント練習で締めくくった。

 日本ではあまり行わない練習だが、大谷は「(打席での目慣らしは)初めてなので分からない。今日はちょっと(打席に)立ってみる、という感じでしたね。ただ生きた球を見ることだけでも練習になる。そういう練習もたまには必要かなと思う。こっちにはこっちのやり方があると思うので」。メジャー式の練習に適応する姿勢をみせた。

 大谷が順調に開幕25人枠に入れば、4月2日(同3日)のインディアンス戦で本拠地開幕戦を迎えるが、そのエンゼル・スタジアムが今季から一部マイナーチェンジする。“左打者泣かせ”といわれた、中堅から右翼に渡る高さ5・5メートルのフェンスのルール運用が変更されるのだ。

 球団発表によると「中堅から右翼にかけてのホームランの境界を約3メートル下げ、その認定ラインとして黄色の線が引かれる」という。これは左翼から中堅につながる約2・5メートルのフェンスの高さに右中間側も統一するというもので、エプラーGMも「打者と投手の両方にとって公平な環境が作り出される」と説明している。

 これによって大谷は打者として恩恵を受けることになるが「あまり関係ないかなと思います。ホームランになる打球はホームランになると思うので基本的には意識しないでいこうかなと思う。(投手としても)基本的に(意識は)変わらないと思う」と淡々。気にすべきはフェンスの高さより、納得するパフォーマンスができるかどうかだ。