侍ジャパンのフル代表初戦となる「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」オーストラリア戦(3月3日=ナゴヤドーム、同4日=京セラドーム大阪)の代表メンバーが20日に発表され、阪神から大山悠輔内野手(23)が選ばれた。

 大山は「日本代表であり、タイガースの代表でもあるのでしっかりやりたい。日本代表は野球をやっている以上は目指すところ。できることを精一杯やって貢献したい」と抱負を口にした。

 稲葉監督が視察に訪れた7日の紅白戦、16日の楽天戦で、いずれも3安打の猛打賞。この日の会見でも指揮官は「追い込まれて簡単に三振しないし、粘り強い打撃ができる。初球から振っていけるのもいい」と高い評価を口にした。

 金本監督は「スイングや雰囲気、体つきなど高いレベルの選手と一緒にやるのはプラスになる。自分の足りなさも分かってくる」と“侍効果”に期待。「選んでいただいたことをプラスにしないといけない。これからの野球人生に生かせるようにする」と意気込む大山は、代表でも存在感を発揮できるか。