2次キャンプ地・沖縄で快音連発の清宮 栗山監督自虐発言も狙い通り?

2018年02月17日 16時30分

快音をなびかせる清宮

 日本ハムの一軍メンバーが16日、1次キャンプ地の米アリゾナから羽田空港経由のチャーター機で那覇空港に到着。2次キャンプ地の名護へバス移動し、ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)は先輩チームメートとともに午後からの自主トレに参加した。

 早速快音を響かせた。Tシャツと短パン姿の清宮は「あけみおSKYドーム」で58球のティー打撃。右手親指の打撲の影響で打撃練習を制限されていることを感じさせない勢いのある打球を、防球ネットへ次々と突き刺した。「湿度に関しては向こうより蒸し暑いですけど、それがバッティングに影響するかというとないですね。いい感じ」と汗を拭いながら語った。

 栗山監督も「順調に来ている」。負傷から徐々にペースを上げ始めたことに満足そうだったが、その一方で苦笑いを浮かべながら「本当はこっち(沖縄)でゆっくり調整させたほうが良かった」とも自虐的に語った。

 しかし、これはもちろん本音ではない。手負いの怪物ルーキーをあえて一軍本体とともに米国へ帯同させたのは指揮官ならではの計算があった。

 球団関係者は「清宮を一刻も早くチームに溶け込ませるため」と打ち明け、さらに続けた。「入団当初の清宮は自分が過度な注目を浴び続けていることで、先輩を含めた周りに恐縮して気を使い過ぎていた。それで距離を置いてしまい、いまひとつチームに溶け込めなかったのです。そこで栗山監督が機転を利かせ“幸太郎自身が最終目標とするメジャーの施設に触れられれば、彼の気持ちも乗っていくはず”と考え、アリゾナ帯同を決めた」

 その狙いは的中。アリゾナで清宮はイキイキし始め、先輩たちとのコミュニケーションも積極的になっていったという。

「(アリゾナでは)打ちたい気持ちはあった。でも、その分いろんなことができたので、いい休息だった。(沖縄では)ちゃんと段階を踏んでやりたい」と清宮。フリー打撃の解禁も秒読みだ。

関連タグ: