エンゼルス・大谷にレジェンド主砲・プホルスが全面支援を約束

2018年02月17日 12時00分

守備練習で汗を流す大谷

【アリゾナ州テンピ16日(日本時間17日)発】頼もしい援軍だ。エンゼルスの主軸打者アルバート・プホルス内野手(38)が大谷翔平投手(23)への全面支援を約束した。2人は今月初旬、カリフォルニア州オレンジカウンティーの練習施設ですでに対面済み。合同打撃練習も行ったそうで、通算614本塁打の大打者は「大谷はとても力強い。彼なら大丈夫」と太鼓判を押した。

 18日(同19日)の野手集合日を前に、キャンプ地ディアブロ・スタジアムのクラブハウスに主軸打者のプホルスが姿を見せた。イチローと同じ2001年デビューで、そこから打率3割、30本塁打、100打点を10年連続で達成。ここ数年はケガや手術の影響で満足な成績を残せていないが、歴代7位の通算614本塁打は米国出身以外の選手の最多記録で、将来の殿堂入りが約束されたドミニカ共和国のレジェンドだ。

 このオフは5~6キロの減量に成功。スリムになった大打者は「確実に状態はいい。3か月半、普通のオフシーズンらしくトレーニングができた」と充実した表情を見せるとともに、驚きの事実を明かした。今月上旬、チームの本拠地があるオレンジカウンティーでの自主トレ中に練習施設で大谷と遭遇。一緒に打撃練習を行ったという。

 さすがのレジェンドも初めて間近で見た大谷の打撃にはうなるしかなかったようだ。「スイングがとても力強い。年齢のわりに知識も豊富で、自分が打席でどんなことをしたいかを知っているようだ。キャンプが始まって最初は大変だろうけど、彼なら大丈夫だと思う」と太鼓判を押し、「二刀流として、どちらも素晴らしい結果を残せるといいね。ウチには左打者も少ないし、うまくいくことを楽しみにしている。とても謙虚ですごい男だ」と期待を込めた。

 いまやメジャーを代表するスラッガーだが、外国人選手という点では大谷と同じ。初対面の際には「言葉の違いがあるから多少(日本と)違うところもあるだろうけど、野球を知っているんだから、(グラウンドに)出て行ってプレーすればいいだけだよ」とエールを送ったことも明かした。

 大谷にとってもプホルスは心強い存在だ。クラブハウスではハグで再会を喜び合った。「素晴らしい選手ですし、緊張したんですけど、そういう選手と一緒のチームでやらせてもらうのはすごく光栄。目指すところは一緒だと思うので、勝ちに向かって一緒に頑張っていきたい」とレジェンドとの共闘を誓った。

 キャンプ3日目をキャッチボール、守備練習などの軽めの調整で終えた大谷は17日(同18日)に今年初めてフリー打撃に登板する。「自分のやることは慣れていくこと。実戦の中でやることとは違ってくると思うので、ブルペンでできたことできなかったことをしっかりマウンドの上で発揮していきたいと思う」。二刀流右腕は着々とチームに溶け込んでいる。