阪神・藤川に“フォークの神様”が太鼓判「非常に順調」

2018年02月13日 19時15分

フリー打撃に登板した藤川

 阪神・藤川球児投手(37)が13日、今キャンプ初のフリー打撃に登板。昨年、ファーム2冠王の陽川を相手に14球を投げ、安打性の打球はわずか1本だった。

「(状態は)良かったですよ。変化球をもうちょっと投げたかったけど…。順調? とにかく今からですよ」。言葉は少なかったが阪神に復帰して今季で3年目。かつての“火の玉ストレート”は鳴りをひそめたが、例年にない仕上がりの早さに手応えを感じ取っている。

 メジャー時代の2013年に右ヒジを手術したが「自分でも今年は(ヒジの)状態がいい。周りからもそう言われていますよ」と完全復活を楽しみにしているほどだ。

 この日は若手時代に宝刀フォークボールの指導を受けた杉下茂氏(92)がキャンプを訪問。「非常に順調といった感じ。元気にやってるから安心した。今の時期にこれだけ投げれたら十分だ」と太鼓判を押した。

 昨年は勝ち試合だけでなく「敗戦処理」まで引き受け、チームのために52試合に登板した藤川。香田投手コーチは「目指すところはそういうところ(全盛期の2005年)でしょう。しっかりとタメを作って本来の投げ方をしている」と評価し、金本監督も「今年は球にキレと伸びがある。球が重くなって押し込む力を感じる」とうなった。

 現在の守護神は昨年セーブ王のタイトルを獲得したドリスだが、昨年の登板過多を不安視する見方もある。藤川が本来の“仕事場”に君臨すれば、甲子園がさらに盛り上がることは必至だ。