【アリゾナ州テンピ12日(日本時間13日)発】エンゼルス・大谷翔平投手(23)がキャンプ地のディアブロ・スタジアムに隣接するマイナー施設で自主トレを行った。
前日は同じアリゾナ州内で行われている古巣・日本ハムキャンプを訪問。ナイン、首脳陣らを陣中見舞いした。栗山監督からは「野球をやる上でこっちが気になることは伝えた。完全にこれで手を離れていくわけで、今はTシャツ、短パンだけだけども違うユニホームを着て勝負しにいくわけだから。必ずここで成功すると信じて前に進んでほしい。心配は尽きないけども、今まで通りあいつを信じて。うまくいかないことも必ず乗り越えてくれると信じている」と愛情の深いエールを送られ、改めて挑戦への覚悟を強めたようだ。
この日は午前8時45分にマイナー施設入りすると、約1時間後にクラブハウスを出て打撃ケージに直行。約30分間、マシン打撃を行った後に4人一組の回し打ちフリー打撃を行った。27スイングした大谷の柵超えは2本。また強烈なライナーが右中間に張られたネットを飛び出し、金網フェンスに突き刺さる一打もあった。
一方で、この日は同地のマイナー施設に、大谷を栄養サポートの観点から長年支えてきた株式会社明治の管理栄養士で侍ジャパンの栄養担当・大前恵さんらが合流。本人側の要請を受け、今後もメジャーリーガー・大谷のサポートを続けていくようだ。大谷らバッテリー組は明日13日(日本時間14日)がキャンプ集合日となっている。