菅野“焼き肉攻勢”に戦々恐々

2013年01月31日 16時00分

 巨人期待のドラフト1位・菅野智之投手(23=東海大)が戦々恐々としている。合同自主トレに合流した当初はチームになじめるか心配していた右腕も、先輩投手陣の気遣いもあって少しずつ明るさが戻ってきた。しかし、ひとつだけ不安が消えていない。それは球界屈指の肉好きが集まる巨人ナインの“焼き肉攻勢”だ――。

 

 宮崎合同自主トレ3日目の29日、菅野は最長約100メートルの遠投を行うなど順調な仕上がりをアピール。その球質の良さに、内海もたまらず「エグイな」と声を上げたほど。日に日に大物ルーキーの実力をのぞかせている。

 

「ブルペンに入りたい気持ちはないわけではないが、あくまで2月1日がスタート。今は準備段階です」

 

 はやる気持ちを抑えながらも、目前に迫ったキャンプインを見据えている。ここまで充実した自主トレを過ごせているのは、内海をはじめとした先輩投手陣の気遣いのおかげでもある。

 

 合同自主トレ前日には「投手会」と称した歓迎会を宮崎市内の韓国料理店で開催。野球談議そっちのけの酒宴に、菅野の緊張と不安も少しずつ解消されている。3年目・小山も「僕が言うことでもないですが、椋丞(宮国)とか同じくらいの(年齢の)選手も多いので、食事とかいろいろ行けたらいいですね」と話すように、周囲はキャンプでも食事を交え、菅野と積極的に交流を行うつもりでいる。

 

 しかし、そんな菅野にはひそかに心配していることがある。それは巨人ナインの連日連夜に及ぶ「肉食」だ。焼き肉好きが多いプロ野球界でも、巨人ナインは群を抜いており、肉質だけでなく焼き方にもこだわる小笠原は有名。さらに「投手陣も焼き肉好きは多い。食べる量でいうなら一番は山口。あとはカルビしか食べないやつとか、塩味一筋なやつとか、キャラクターも豊富です」(チーム関係者)。

 

 宮崎牛は5年に1度開かれる種牛の品評会で連続日本一に輝いており、キャンプ地・宮崎はまさに「肉どころ」。となれば、菅野も連日、先輩と焼き肉ざんまいとなるのは確実だろう。そんな状況を伝え聞いた菅野は「そうなんですか…。僕はちょっと無理ですね。(焼き肉は)少し間をおかないと食べられない。中3日はほしいですね」。もちろん嫌いではないのだが、何連投も大歓迎なGナインのような生粋の“肉食系”ではないだけに困惑気味なのだ。

 

 先輩の誘いは断れないのは後輩の宿命。とはいえ食べ過ぎればコンディションにも影響しかねない…。こうした事態に球団関係者も「うーん、確かに心配だ。ウチの選手、本当に焼き肉好きが多いからね」と心配顔だ。あまりにも度が過ぎた場合には、球団側が何らかの対策を講じる可能性もありそうだ。

 

 果たして、肉食ナインが集まる巨人で、菅野はどうキャンプを乗り切るのか。