清宮 日本時間11日の韓国KT戦で実戦デビュー

2018年02月09日 12時00分

必死の形相でシャトルランする清宮

【アリゾナ州スコッツデール8日(日本時間9日)発】日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)が第3クール初日の10日(同11日)に行われる韓国KTとの練習試合で実戦デビューすることが決まった。「ゲームでしか覚えられないことがいくつかある」と栗山英樹監督(56)が明言した。守備や走塁で出場する。また、右手親指の負傷により控えてきた打撃練習についても、いよいよ第3クールから封印が解かれることになった。

 第2クール最終日、清宮に関して指揮官の口から久々に明るい話題が飛び出した。「(清宮は)明後日からは実戦に参加させるし、試合の中でやってもらう。少しずつバットも振り始めることになると思う」

 10日の韓国KT戦での実戦デビューと第3クールからの打撃練習再開だ。栗山監督は「守りだったり走塁だったりはできるはずなので、試合に参加しながら、見ながら覚えなきゃいけないことは覚える。ゲームでしか覚えられないことはいくつかあるので、できることはやってもらう」と断言した。

 起用法については「それはちょっと分からない。いきなり頭から(スタメンで)いって打席で変えるって感じは得策じゃないだろ」としたが、吉村GMは一塁手として守備に就くと明かした。それでも主力選手らと同じベンチに座り、プロの試合の雰囲気を体験させることは大きなプラスだ。

 その清宮だが、ここまでは痛めていた右手親指の完治を優先。バットは封印して一軍の試合に出るための守備力の底上げをテーマに連日、金子内野守備コーチに基礎を叩き込まれた。清宮は「今までなかなかなかった経験なので新鮮だった。プロのコーチに教わるだけでも違う。あらゆることを吸収して体に覚え込ませたい」と第2クールまでを充実の表情で振り返った。

 それでも守備練習の合間にフリー打撃で快音を響かせる先輩野手をケージの外から凝視する姿には“打ちたい”という気持ちがにじんでいた。清宮は「やっぱり皆さんが打っている姿を見て、自分も本当だったらここで打ってるんだなとは思ったりします」と本音を明かした。

 もちろんこの状況は栗山監督の計算と信頼があってのもの。「打つほうは何度も言うようにあわてる必要はないので。打ち始めればみんながビックリするようなものが見れることは分かってる。それより今できることをしっかりやってほしい」。史上最多といわれる高校通算111本塁打の実績と技術には一点の疑いも抱いていない。

 もっとも、いきなりフリー打撃するわけではない。吉村GMは「スイングからになるだろう」と説明。状態を見ながら段階を上げていくことになる。注目のフリー打撃は沖縄・国頭に移動してからになりそうだ。

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