背番号「21」お披露目 清宮キャンプ初日は「腰高守備」改善

2018年02月02日 12時00分

米国で躍動した背番号「21」

【アリゾナ州スコッツデール1日(日本時間2日)発】日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)が国内組から1日遅れでキャンプインした。背番号「21」を初お披露目し、プロとして第一歩を踏み出した。新人合同自主トレ中に右手親指を痛めた影響で初日は打撃練習を回避。物足りないスタートとなったが、けがの功名で弱点の矯正に着手することができた。怪物ルーキーは“プロ1日目”をどう過ごしたのか。

 午前7時前、怪物ルーキーは大勢の報道陣を引き連れソルト・リバー・フィールズに入った。時差ボケも解消され「ようやく眠れるようになってきました。今日は6時くらいに起きました」と明るく第一声。グラウンドでは背番号21が光った。

 残念ながら右手親指の状態が万全でないため、キャンプ初日の打撃練習は回避した。最大の武器であるバットを封印してプロの荒波に乗り出した清宮だったが、これを日本ハムは「けがの功名」と判断。打撃練習の時間を全て守備の基本練習、体幹トレーニングへ変更し、金子誠内野守備コーチ(42)とのマンツーマンレッスンが行われた。

 新人の清宮にとって、この日はコーチによる指導の解禁日。「今日からコーチと一緒に練習ができる。今までにない経験で新鮮でした」と振り返ったように得たものが多かった。

 守備練習では金子コーチらがかねて課題に挙げていた「腰高守備」改善へ、基本的な守備動作を確認。両膝を地面についた状態で近距離から行うノックや、テークバックを最小限に抑えて送球できるよう、ネットを背にして球を投げる練習など、清宮にとって初体験となる基礎練習が約1時間にわたって行われた。

 これに清宮は早速手応えを感じたようで「ハンドリングとかもあれで鍛えられると思いますし、これから継続的にやっていきたいです。(スローイングについても)投げ方が良いと思ってなかったので、良い機会をもらえたなと思います」と目を輝かせていた。

 他にも走塁の基礎練習や、メディシンボールを使った体幹トレーニングなど地味できついことの連続。それでも練習後に怪物ルーキーは「1年目の最初のキャンプの日は『初心』だと思いますし、何かあったらこういう日を思い出せるようにしたいです」と力を込めた。

 注目の打撃練習の再開については「監督さんからも『今は無理するときではない』と言われている。自分のやりたいペースでやりたいですし、万全ではないですが、やれる範囲でやれることをやりたい」と焦りはない。

 疲れはあっただろうが、練習後、現地在住のファンなど約100人に即席サイン会。ファンを大事にする神対応は米国でも変わらない。

 充実のキャンプ初日。今後の長いプロ野球生活の中で忘れてはいけない一日になった。

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