【カリフォルニア州ロサンゼルス発】メジャーを代表するスーパースター、エンゼルスのマイク・トラウト外野手(26)がMLBネットワークの番組で電話インタビューに応じ、大谷翔平投手(23)が昨年12月9日の入団会見で放ったあのジョークについて語った。本拠地エンゼル・スタジアムで行った入団会見で背番号について聞かれた大谷は「27番が良かったけど、他の人がつけていたので17番にしました」とまさかのトラウトいじり。会場は爆笑と大きな拍手に包まれた。

 このコメントをどう思ったか、と聞かれると、トラウトは笑いながら「面白い。ジョークだとは思うけど、スプリングトレーニングで確認してみないとね」。大谷にしてみれば“つかみ”はOKといったところだ。

 エンゼルスが大谷を獲得したというニュースをトラウトが聞いたのは、「(結婚式前日の)リハーサルディナーの直前だった」という。「会場にいたら携帯にビリー(エプラーGM)からメッセージが入った。何か月も前から彼を狙っていたのは当然知っていたけど、彼がまさか…、他のチームにもチャンスが十分あったからね。(獲得の)話がどんどん本格化して、その携帯メッセージをビリーからもらった時、チーム全員に電話したよ。大スクープだった」

 トラウトと大谷のコンビは魅力十分。エンゼルスファンのみならず野球ファンもとりこにしそうだ。