中日・山崎が新外国人を徹底マーク

2013年01月31日 16時00分

 中日・山崎武司内野手(44)が沖縄春季キャンプの最重要課題に新外国人選手の「徹底調査」を掲げた。「ライバルになってくる選手がどういう選手なのか。どういうところが優れているのか。どういうところが劣っているのか。2月からしっかり見て研究する」という。

 

 対象の新外国人選手は一塁で最大のライバルとなりそうなマット・クラーク内野手(26=前パドレス3A)。長打力に定評がある左打者だが、山崎は自分の目できっちり確かめるつもりでいる。例えば長打力といっても引っ張り専門のプルヒッターなのか、広角に打てるタイプなのか。選球眼はどうか。ストレートに強いのか、はたまた変化球に強いのか。左対左は得意か苦手か。打撃練習や練習試合などを見て徹底的に洗い出す。

 

 打撃だけではない。一塁の守備についても目を凝らす。DeNAに移籍したブランコよりはうまいらしいとの情報は入っているが、実際にはわからない。守備範囲、キャッチング、スローイングなどを細かくチェックする。

 

 そこまで山崎がするのは相手のウイークポイントを突いて、競争に勝つため。実際に長打力はあるが打率に難があるタイプとなれば、率を残せる打撃をアピール。左投手が苦手となれば、徹底的に左投手を打つことでスタメンのチャンスが出てくるからだ。

 

「去年はドラゴンズファンにもチームメートにも納得してもらえる成績じゃなかった。今年は最後のチャンスをもらって、白黒つけなきゃいけない」と今季は何としても結果を出すつもりでいる山崎。「彼を知り己を知れば百戦してあやうからず」。中国の兵法書「孫子」の教えをそのままに大ベテランが本気でレギュラー獲得に挑む。