【マサチューセッツ州ボストン発】米大リーグ公式サイトは、11日(日本時間12日)FA市場に残っている20人の救援投手に関する特集記事を掲載した。「復活しそうな一団部門」でカブスからFAの上原浩治投手(42)の名前が挙がった。「ボストンでは素晴らしい年を過ごしてきた」と実績を高く評価する一方、「(開幕後に)43歳になる上原が投げる87マイル(139キロのストレート)を買い手が警戒か」と指摘。移籍先候補は「予算があり、短期契約ならどのチームでも」とした。

“日本で10年、メジャーで10年”という目標にメジャーであと1年としている上原は、マイナー契約のオファーしかなかった場合、「それなら辞めますね。そこまでしてやろうとは思っていないので」という考えを示していた。交渉は全て代理人に任せ、例年通り、都内での自主トレに励んでいるベテラン右腕。朗報はいつ届くのか。