藤浪 偉大OBの助言で「藤浪ノート」作る

2013年01月27日 10時53分

 阪神のドラフト1位ルーキー藤浪晋太郎投手が26日、大阪府大東市内で行われた大阪桐蔭高の卒業式に出席した。

 

 昨年の高校野球甲子園大会を春夏連覇した。国体との3冠に輝くなど、高校生活では多くの栄光をつかんだ。部活動で優秀な成績を収めた生徒への「桐蔭特別名誉賞」の表彰を、代表して壇上で受けた。「毎日グラウンドで練習したこと」などを思い出に挙げ、後輩の祝福には手を振って応え「(同僚と)またいつかグラウンドで再会したい」と名残惜しそうに別れを告げた。

 

 27日には一軍キャンプ地の沖縄に入る。そこで肉体を鍛えると同時に“頭脳”のレベルアップもはかる。大学ノートを用意して、練習中にコーチ陣から受けた指導をしっかりと書き留めておくつもりだ。高校時代からの習慣をプロでも継続する。 キャンプにはたくさんの評論家、OBが訪れる。プロで結果を残した先輩の教えも、ノートに書いて行くことになるだろう。

 

 すでに新人合同自主トレでも「投げる精密機械」と呼ばれた小山正明氏や剛腕・鈴木啓示氏という300勝以上をマークしている大投手が視察。例年、阪神のキャンプには杉下茂氏、山田久志氏、佐々木主浩氏、工藤公康氏といった往年の名投手が訪れている。

 

 こうした多士済々な先輩投手の貴重なアドバイスをすべてノートに記録するつもりだ。コーチ陣も「すごく賢い選手で自分に何が必要かも理解している。たくさんのアドバイスをもらうことになると思うけど、きちんと考えて吸収できる能力はある」と効果に大きな期待を寄せている。

 

 金言が詰まった「藤浪ノート」が厚くなればなるほど糧になる。虎のエースとなることが宿命づけられている金の卵は、球史に輝く名投手のエキスもしっかりと吸収していく。