DeNA・岡村信悟球団社長(48)が11日、横浜市内の球団事務所で年頭あいさつを行った。

 球団職員をはじめ、横浜スタジアムなど関連企業の社員ら約200人を前に「チームが強くなって、横浜の地域も盛り上がっている」と力強く発言。一昨年に初のクライマックスシリーズ(CS)進出でファーストステージを突破し、さらに昨年はリーグ3位から日本シリーズまで駒を進めたチームによって、地元が活性化されていることを力説した。

 そして「優勝、日本一を“獲得しないといけない目標”として追い求めていきたいと思う」と声高らかに宣言。ここまでの躍進にはファンの支えがあったことを強調しながら「時あたかも明治維新150周年と言われている。この150年の日本の近代化の中で、横浜という地域には日本をけん引する力というものが間違いなくあったと思う。この素晴らしい地域を本拠地として、我々はさらにこれからの150年に向けて歴史的に一歩一歩、新しいものを刻み込む」と長期的なビジョンを述べ、万雷の拍手を浴びた。