“浪花の春団治”こと阪神・川藤幸三OB会長が9日、楽天・星野球団副社長(享年70)を悼んだ。

「お疲れさまとしか言いようがない。去年(星野氏の)殿堂入りのパーティーが終わって3日後に電話が掛かってきて『ワシのためにありがとうな。ワシにできることがあったら何でもやらせてもらうからな』という言葉が最後になった。ご冥福を祈るしかない」と語った。

 この日はドラフト1位の馬場皐輔投手(仙台大)ら新人合同自主トレが行われている鳴尾浜を視察。「これから阪神の戦力になっていく選手だから一生懸命やってくれたらいい。慌てることはない」など助言を送った。