星野仙一氏の突然の悲報に、故郷の岡山・倉敷市でも悲しみが広がった。

 ユニホームなどゆかりの品々が展示されている「星野仙一記念館」には、訃報を知ったファンが6日早朝から集結。星野氏をしのぶため、同館は急きょ献花台と記帳台を設置した。

 同館関係者は「普段の6~7倍の方に来ていただいている。献花台と記帳台は8日までの予定。突然のことで驚いています」と話した。

 長年の星野ファンだという地元の60代男性は「星野さんには感動を与えてもらった。周囲には隠して病気と闘っていたんだと思う。やっぱり男の中の男。郷土のヒーローです」と最後まで男を貫いた闘将の早過ぎる旅立ちを惜しんだ。