星野仙一氏の急死が判明した5日深夜、兵庫県芦屋市の自宅は静寂に包まれていた。楽天の球団副会長という立場で多忙な中、自慢の孫たちとともに暮らしてきた大切な場所。約300坪のモダンな豪邸で、星野氏は本紙記者らに「一度遊びに来いよ。歓迎はせんけどな」ときつい一発をかましながら訪問を楽しみにしてくれていたが、この日は家の中から誰の声も聞かれることなく、部屋の明かりもついてなかった。