大谷に無断外出禁止令

2013年01月26日 11時25分

 日本ハムの栗山監督がドラフト1位ルーキーの大谷翔平投手(岩手・花巻東高)に“外出禁止令”を言い渡したことを明らかにした。

 同監督は25日、千葉・鎌ケ谷でのスタッフ会議後、大谷について「今から制限をかける」と宣言。「外に出たい時は誰とどこに行くか報告し許可を得るようにしろと命じた。ルールづくりをさせる」と説明した。

 すでに各方面からの“お誘い”が殺到している大谷を野球に集中させるための措置だ。期間は一応、春季キャンプ中ということになっているが、栗山監督は「プロとして一年間、ある程度やるまでは…」とも話しており、キャンプ終了後も継続となる可能性が高い。

 大谷は「しっかりやってほしいという気持ちを受け取った。やる以上はしようがない」と淡々と話した。

 春季キャンプでの一、二軍の選手の振り分けは今日26日に発表され、大谷は当初の方針通り、二軍スタートとなった。糸井放出で外野に空席ができたことから「右翼・大谷」を期待する声もあるが、大渕スカウトディレクターは「そこまでウチは困っていない」と言い切った。

 山田GMも「とにかく最初は投手でやらせる。キャンプ前半は体作りをしないといけないし、2月中に外野の守備練習をさせることもない」と明言し、チーム事情による育成計画の変更を否定した。

 糸井のトレードという予想外の事態にも、球団の育成方針にブレは生じていない。キャンプではあくまで「投手・大谷」として、プロ選手の基礎を徹底的に叩き込む。