打倒・清宮に燃える阪神

2017年12月27日 16時30分

金本監督は笑うことができるか

 阪神が“清宮斬り”に盛り上がっている。春季キャンプが行われる来年2月18日に宜野座球場で日本ハムとの練習試合が組まれていることが26日、分かった。2月中旬から沖縄・名護市で第2次キャンプを開始する日本ハムにとっては国内初戦。何より高校通算最多となる111発を放ち、7球団競合の末に日本ハム入りしたドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)の“国内デビュー戦”になる可能性があるというからチーム内の鼻息は荒い。

 あるチーム関係者は「うちも1位で指名しただけにどれだけプロで通用するか気になるが、その試合で阪神の投手がボコボコに打ち込まれるようなことになったら赤っ恥もいいところ。何がなんでも抑えないといけないんだ」と声を大にする。

 もともと清宮は“虎の恋人”だった。早い段階から怪物スラッガーの動向を注視し、10球団が訪れた清宮との個別面談の際も唯一、1位指名を公言。父・清宮克幸氏(50)と親交のある金本知憲監督(49)も「将来の4番候補。会社を挙げてぜひとも欲しい」と熱烈なラブコールを送るなど阪神ファンといわれる清宮への本気度をことあるごとに示してきた。

 しかし、思いは届かず抽選に敗れた。当然ながら清宮本人に落ち度はないが、フラれた揚げ句“踏み台”にまでされるわけにはいかないのだ。

 一方、清宮が宜野座に来るとなれば大注目になることは必至。「今年の糸井のように日本人でネームバリューのある新加入選手がいないのでキャンプの客入りが心配だったが、清宮が来るとなれば話は別。清宮目当てで来るお客さんを取り込めれば」(球団関係者)と“清宮特需”を期待する声もある。

 いずれにせよ、清宮がその時期に一軍帯同し、当日の練習試合に出場することが条件となる。虎は“元恋人”を抑え、因縁を断ち切ることはできるか。

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