秋山監督 東浜を“徹底無視”の理由

2013年01月26日 16時00分

 ソフトバンクの秋山幸二監督(50)が、新人合同自主トレを視察。練習前には「けがをしない体づくりをしてほしい」などと訓示した。

 

 そんな中、指揮官は注目のドラフト1位・東浜巨(22=亜大)についてのコメントを徹底的に避けた。ブルペンで投球を見守り、その評価を聞かれても「みんな目的意識を持ってやっているからいいんじゃない」と新人全体への感想を口にしただけ。明らかに意図的な“対応”だった。

 

 もっとも、チーム関係者によると、これも秋山監督流の黄金右腕ガード作戦の一環という。「東浜は連日のトレーニング、取材対応で疲労が目に見えている。(首脳陣からは)心配されてもいる。そんな中で監督が『東浜はいいね』なんてしゃべると、余計に周囲から注目を浴びるし、本人がプレッシャーを感じる。だから、東浜への印象を口にしなかったんだよ」

 

 この日は指揮官と一緒に高山、郭両投手コーチの初視察も検討されていたが、お流れ。これについても、チーム関係者は「監督と投手コーチが同じ日に視察に来ると報道陣、ファンの数が一気に増え、混乱しかねない。現場のヒートアップを避けるため監督と投手コーチは別の日での視察になったようだ」と話した。

 

 2009年に誕生した秋山政権で「一番の大物ルーキー」と言われる金の卵・東浜。その育成には指揮官も過去に例がないほど神経をとがらせている。