メジャー二刀流の先輩から大谷にエール

2017年12月18日 16時30分

笑顔で外出した大谷

【カリフォルニア州ロサンゼルス17日(日本時間18日)発】エンゼルスへ移籍する大谷翔平投手(23)に二刀流の先輩がエールを送った。それはブルックス・キーシュニック氏(45)だ。米大リーグ公式サイトは「大谷の前に、キーシュニックがブルワーズで二刀流だった」という記事を掲載した。

 キーシュニック氏は大谷に「投手、野手の前に大谷は野球選手。それが全てだと思う。彼は、最高の打者になろうとか最高の投手になろうとかよりも、グラウンドに出て行って自分がなれる最高の野球選手であろうとするんじゃないかな」と大いに期待を寄せた。

 大谷と同じ右投げ左打ちのキーシュニック氏だが、二刀流のアプローチは全く異なる。テキサス大で二刀流選手として活躍したキーシュニック氏は1993年にカブスにドラフト10位指名で入団。96年に外野手でメジャーデビューしたが、レッズでプレーした2000年は一塁手として出場。ロッキーズに移籍した01年は外野と一塁を守った。02年のホワイトソックス傘下3Aのときに打撃だけでは生き残れないと気づき、「最後の賭け」として投手兼任を決断した。

「捕手をやったって良い。とにかく、何でも良いからフィールドに立ちたかった」とマイナーで投げて打った。03年にブルワーズでメジャーに昇格し、DH、代打、左翼で70打数21安打、打率3割、7本塁打、12打点。中継ぎ投手として42試合に登板、53回を投げ1勝1敗、防御率5・26。04年は打率2割7分、1本塁打、7打点、32試合に投げ1勝1敗、防御率3・77だった。

 メジャーで二刀流として出場したのは2年間だったが、役割は果たしており、当時のチームメート、グレンドン・ラッシュ氏は「メジャーに上がることがいかに大変かを知らない人が多いけど、その大舞台で彼は(投打)両方良かった。同じチームで、間近で見ていて本当に素晴らしかったよ」とコメントしている。

 先発投手、中心打者として期待される大谷。米国のみならず日本のファンも驚かせる活躍に期待だ。

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