【マサチューセッツ州ボストン15日(日本時間16日)発】メジャーリーグ全球団の首脳陣が集結するウインターミーティングが終わったタイミングで、現時点での補強や移籍に関する「勝ち組・負け組検証記事」が主要メディアや名物記者によって取り上げられている。

 大半のメディアで一番の「勝ち組」として挙げられているのが、二刀流の大谷翔平を獲得したエンゼルスだ。米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)は、エンゼルスがウインターミーティング中にタイガースから二塁手のキンズラーをトレードで獲得した点を評価し、プレーオフ進出確率はウインターミーティング開催前と比較して32・3%アップの57・5%になったと予測。同局によればこの上昇率はメジャー全球団の中でも最も高いという。

 また米メディア「ファンラグ・スポーツ」でスクープを連発する名物記者のジョン・ヘイマン氏も、15日(同16日)にエンゼルスがレッズからFAとなったザック・コザート内野手と契約合意に達したことを受け「アナハイムは大谷を獲得後、メジャー球団の中で最も素晴らしい冬を過ごしている」とツイート。今のところ、エンゼルスがストーブリーグで独走の気配をみせている。