日本ハムは15日、ポスティングシステム(入札制度)の手続き完了により、大谷翔平投手(23)とエンゼルスとの選手契約が成立したことを発表。正式にマンフレッドMLBコミッショナーから通知されたことを明らかにした。

 竹田憲宗代表取締役社長は「本日12月15日午前、大谷選手とロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムの契約が無事に成立したことを確認しました。入団以来5シーズン、ともに戦いました。昨年の10年ぶり日本一など多大なる貢献があったことに対して深く感謝いたします」とのコメントを発表した。

 続けて以下のようにエンゼルス・大谷へエールを送った。

「来シーズンから新しい道を切り開く姿をファンの皆様とともに見守って参ります。大谷選手は入団1年目から貫いてきた信念で夢へと突き進み、高い資質を磨き上げました。新たな扉の前に立ち、新たな世界へと羽ばたく大谷選手に対し、心より敬意を表します。メジャーリーグでも、投打二刀流での挑戦になるであろうと思います。世界の野球観を変えるような衝撃を与えることができる唯一無二のプレーヤーへとさらに進化すると確信をしています。ファイターズは大谷選手が残した財産を活かせるよう、皆で力を合わせて来シーズンを戦っていく所存です。大谷選手のような選手をこれからも育んでいけるよう精一杯、球団運営に注力をいたします」