【フロリダ州レークブエナビスタ発】エンゼルスのマイク・ソーシア監督は13日(日本時間14日)、ウインターミーティングの会場で公式会見した。予定の30分間のほとんどが、エンゼルス入りが決まった大谷翔平投手(23)に関するものだった。指揮官は先発6人制について「検討していることは確か」と認め、大谷が右ヒジPRP注射の治療を行ったことについては「制限されるものはないし、懸念もない。キャンプには万全(な状態)で入るだろう」と前向きだ。

 春季キャンプ中のスケジュールについては、「フリー打撃、バントなど、打席内で必要なことや走塁を行う」としたものの、野手が守備練習を行うタイミングで、投手として練習を行うイメージを持っているようだ。「トラウトやシモンズより長い練習時間になることはない」と説明した。

 二刀流の大谷をどのように育成し、起用するのか。ソーシア監督の手腕に大きな注目が集まっている。