エンゼルス移籍の大谷 寮生活からいきなり海外で一人暮らし

2017年12月12日 16時30分

米国から帰国した大谷

 エンゼルス移籍を決めた大谷翔平投手(23)が12日早朝、ロサンゼルス発の全日空機で帰国した。来季はメジャーに活躍の場を移すわけだが、まず気になるのは生活面だ。これまでの合宿生活から一転、初の一人暮らし。おまけに海外だ。果たしてどうなるのか…。

 午前5時30分すぎ、約50人の報道陣が待ち受ける中、大谷は黒いコート姿でゲートから出てきた。居合わせた100人ほどの一般客は一斉にカメラやスマホを向けた。呼びかけに答えることなく無言だった。極秘渡米した11月29日以来、13日ぶりに日本の空気を吸った。

 大谷は今後、日本ハム球団への報告、ファンへの移籍報告会見の調整を行いながら千葉・鎌ケ谷の二軍施設で自主トレを続ける見込み。球団からは来年の渡米時期まで勇翔寮での生活、施設の使用を許可されておりプロ入りから5年間を過ごした合宿所暮らしから海外で始めることになる初めての一人暮らしの準備も同時に行っていく必要がある。

 大谷が住居を構えることになるのはエンゼルスの本拠地球場のあるアナハイムを含むオレンジカウンティー郡。ニューポートビーチ、ハンティントンビーチなどカリフォルニアを代表するビーチを持つ風光明媚なこのエリアは日系、アジア系住民も多く日系スーパーも点在していることから生活に困ることもない。

 大谷は先日の入団会見で「寮からメジャーリーグに来る選手はいないと思うので、そういう意味では不安な点もあります」と語っていたが、海外での一人暮らしの不便も契約するCAAスポーツのスタッフが完全バックアップする。

 一方で父・徹さんが今後、現地に個人事務所を開設し大谷のマネジメントを手がけるという情報も伝わってきており、アリゾナ州テンピでのキャンプ中に両親が新たな生活の拠点を整備することにもなりそうだ。問題は基本がマイナー契約の大谷がどこまで住居費やレンタカー代等を認められるかだが、日本ハムでの今季年俸2億7000万円(推定)でも月10万円程度の小遣い制でタクシー代と書籍、食事代程度しか使わなかった大谷だけに、24時間を野球に捧げる質素な生活が変わることはなさそうだ。