阪神・揚塩健治新球団社長(57)が6日、西宮市内で行われた新人研修会で大山悠輔内野手(22)らに社会貢献を呼びかけた。

 揚塩社長は「社会貢献活動を考えてください。プロ野球選手は社会的に恵まれない人とかに夢や希望を与え、共有してもらえる職業。先輩選手から“10年早い!”と言われるかもしれないが、決してそうじゃない」とプロ1年目からの慈善活動を求めた。一般に、プロ野球選手として成功し、高年俸を手にした選手が社会貢献に積極的だが、今回は異例の要請だ。

 来季2年目を迎える大山は「これから考えていこうと思っています。まずは野球で結果を残さないといけない」と話した。