西武・菊池雄星投手(26)がプロ8年目で初のGグラブ賞を受賞した。

 30日の表彰式で菊池は「入団した時から本当に守備がヘタクソでエラーが多かった。そういう中で居残り練習をしたりしてコーチに感謝しなければいけない」と受賞の喜びを語ると、その一方で「涌井さんとか岸さんの守備と比べてしまうとまだまだ」と謙遜。守備に対する姿勢について「自分で自分を助けることにもつながると思うので守備も含めてピッチングなのかなと思う」と続けた。

 現役時代、GG賞を8度受賞した名手が指揮官となったことで「辻監督になって守備練習の時間が増えた。来年もまた年下の選手が増えますけど、いい守備ができればチームの雰囲気も良くなる」とリーダーとしての自覚も語った。

 また、パ・リーグ外野手部門で3年連続4度目の受賞を果たした秋山翔吾(29)は「毎年選んでいただいて、いつも身の引き締まる賞。たくさんの記者の方に選んでいただいて、そこを譲らないように頑張ります」とさらなる連続受賞に意欲を見せた。