西武・菊池雄星投手(26)がプロ8年目で初のゴールデン・グラブ賞を受賞した。

 菊池は「入団した時から本当に守備がヘタクソでエラーが多かった。そういう中で居残り練習をしたりしてコーチに感謝しなければいけない」と受賞の喜びを語った。その一方で「涌井さんとか岸さんの守備と比べてしまうとまだまだ」と謙遜。守備に対する姿勢について「自分で自分を助けることにもつながると思うので、守備も含めてピッチングなのかなと思う」と続けた。

 現役時代、G・グラブを8度受賞した名手が指揮官となったことで「辻監督になって守備練習の時間が増えた。来年もまた年下の選手が増えますけど、いい守備ができればチームの雰囲気も良くなる」とリーダーとしての自覚も語った。

 また、パ・リーグ外野手部門で3年連続4度目の受賞を果たした秋山翔吾外野手(29)は「毎年選んでいただいて、いつも身の引き締まる賞。たくさんの記者の方に選んでいただいて、そこを譲らないように頑張ります」と連続受賞継続を誓った。