大谷サイドが大リーグ30球団に質問状

2017年11月27日 11時30分

ムーンウォークを披露する大谷

【カリフォルニア州ロサンゼルス26日(日本時間27日)発】ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す大谷翔平投手(23)の代理人のネズ・バレロ氏が、全30球団に書面での説明を求めたとAP通信が25日(同26日)に報じ、全米で大きな話題だ。

 質問は「投手、打者としての評価」「育成法、トレーニング、医療」「球団施設(マイナー、キャンプ施設含む)」「異文化に溶け込ませる方法」「起用の詳しい計画」「本拠地の文化的魅力」「市場との関連」の7項目。24日(同25日)に米大リーグ機構(MLB)を通じて各球団に伝えられた。英語と日本語で「できるだけ早い提出」を求めている。

 MLBと日本野球機構(NPB)が合意した新ポスティングシステムは12月1日(同2日)に開かれるMLBのオーナー会議での承認を経て発効。ただ、大谷に限り、本来では30日の交渉期間が21日と短縮されたことで米球団が事前に文書でのプレゼンが認められている。バレロ氏が先手を打ったということだ。

 MLB公式サイトのマット・ケリー記者は「(大谷獲得は)誰が一番高額なオファーをできるかという簡単な話ではない」とし、契約の鍵は恐らく起用法だと伝えている。ニューヨーク・デーリー・ニューズのジョン・ハーパー記者は「大谷翔平と契約できたチームは、まるで宝くじを当てた気分になるだろう。あれだけの素晴らしい才能を微々たるコストで得られるのだから」とコメントしている。

 米国では23日(同24日)の感謝祭から4連休だが、獲得を目指す球団の関係者らは休日返上だったろう。争奪戦は水面化で激化するばかりだ。