阪神のドラフト指名選手5人が17日、高知・安芸での秋季キャンプを見学に訪れた。

 練習開始前に金本知憲監督(49)と緊張の初対面を果たすと、その後はグラウンドやブルペンで汗を流す先輩ナインの姿に熱視線を送った。即戦力として期待されるドラフト1位・馬場皐輔投手(22=仙台大)は「一つひとつのメニューの質が高くて強度もあった。自分も強い体をこの1か月間でつくっていきたい」とキッパリ。異例のキャンプ見学の発案者である指揮官は「練習を見てどれくらいやるか、どれくらい走るかを肌で感じてくれたと思う」と話していた。