“清宮プロデュース”に理容業界の専門家が名乗りを上げた。毎年、日本ハムの若手選手のなかから最新ヘアデザインのモデルを選出する企画「ファイターズスタイル」を主催する札幌理容協同組合の石田理事は、早実の怪物スラッガー・清宮幸太郎内野手(18)「まだお若いですから、そんなに派手にしないほうがいい。高校生らしい、爽やかさを残したヘアスタイルが理想です」とプロの視点からアドバイスする。

 さらには「大田さんはゴツゴツしていて、顔も濃い。清宮くんのイメージとはちょっと違うのかなと。大谷くんはオーソドックスなスタイルで、どなたにでもおすすめできる。ただ彼の場合は顔が小さく、どんなスタイルでも様になってしまうのであまり参考にはならないかも」と指摘。「清宮くんはお顔もあどけないですし、やや丸顔のイメージがあるので、サイドを短く刈ってトップを高くしたほうが面長に見える。ツーブロックのようなスタイルが似合うかと思います。日本ハムの選手で言うと、鍵谷くんのスタイルが一番イメージしやすいですね」と言い、手本として同企画の2016年度モデルでもある鍵谷陽平投手(27)を推薦した。

 理容業界も注目する清宮ヘア事情。日本ハムの“おしゃれ番長”とも呼ばれる鍵谷への弟子入りこそ怪物が“愛されモテ男子”に変身する近道かもしれない。