モリミチ流キャンプで竜投崩壊危機

2013年01月25日 16時00分

 中日で高木守道監督(71)のキャンプ方針に不安の声が出ている。「若い選手は実戦を多くやらないとイカン」と序盤から実戦形式の練習をふんだんに組み、練習試合もキャンプ第1クールの5日の韓国ハンファ戦からスタート。オープン戦も含めれば2月だけで実に9試合が予定されているからだ。

 

 相手バッテリーの配球や攻め方など実戦を通して若手野手に学ばせようというのが高木監督の狙いだが、問題は投手陣という。それだけの試合をこなすとなれば、かなりの数の投手が必要だけに「足りるか心配」とチーム関係者は表情を曇らせる。

 

 投手陣の数だけを見れば十分だが、主力やベテランを早い時期に投げさせるわけにもいかないし「いきなり新人に投げろっていうわけにもいかないだろう」。下手をすれば、同じ投手が何試合も登板なんてことにもなりかねないからだ。

 

 早すぎる実戦プランはすでに投手陣に悪影響を与えているという。「早く仕上げなきゃいけないっていう気持ちがあるからか、投げ急いでバランスを崩しているピッチャーが多くなっているんだよ」(別の関係者)。バランスを崩して投げることで故障のリスクが高まっている、とも心配されているのだ。

 

 若手野手を成長させるための実戦増だが、投手陣にとっては逆に…。チーム関係者らは悪い方向に進まないことを祈るばかりだ。