巨人の過酷キャンプが坂本の株上げた

2017年11月04日 16時30分

やっぱ坂本さんはすげえ!

 巨人の宮崎秋季キャンプで、なぜか坂本勇人内野手(28)の株が急上昇している。

 若手の底上げを図る由伸監督は1日のキャンプ初日から9時間半の猛練習を課し、まずは山本が足をつり、グラウンドをのたうち回った。2日目には打撃練習中の重信が左太ももなど全身5か所を同時につると、辻、昨秋のドラフト1位・吉川尚も体の変調を訴えた。それでも必死に歯をくいしばり、参加メンバーは何とか3日目のこの日まで乗り切ったが、疲労は色濃くなるばかりだ。

 宿舎に戻れば、翌日の練習への準備を開始。特設の“トレーナールーム”はマッサージや治療を受けに来る選手たちでフル稼働となっており、サポートに回るトレーナー陣も大忙しとなっている。ヤングGの一人は「とてもじゃないですけど、わざわざ外に食事しに行く元気なんかありませんよ…。部屋で倒れています。門限もありますし、楽しみといえばテレビで見る日本シリーズぐらいですかね」という。

 こうした過酷な日々から、尊敬を集めているのが今キャンプ不参加の主将・坂本だ。

 参加メンバーは坂本と年代も近い20代中盤が中心で選手間からは「そういえば坂本さんは、こういうキツい練習をした後でも必ず(タクシーで片道約30分かかる宮崎市内の)街まで飲みに行っていた。しかもどんなに飲んでも、次の日の練習はきっちりとこなすし、試合でも結果を残せる。いったい、どれだけタフなのか…」と驚きの声が続出。「僕らも疲れたなんて言っていられないですよ。坂本さんみたいになれるように頑張らないと!」と気合を入れ直すヤングGもいた。

 3日の練習を終え、由伸監督は「さすがにここにきて疲れが見える中でも、みんな頑張って振っているなというのはある」と選手たちに一定の評価を与えたが、キャンプは19日まで。厳しさを増すほど、ヤングGたちの“坂本株”はますます上がりそうだ。

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