【ワールドシリーズ】アストロズが延長サヨナラ勝ちで王手!前田はポストシーズン初失点

2017年10月30日 15時38分

サヨナラヒットを放ちナインから手荒い祝福を受けるブレグマン(中央、ロイター=USA TODAY Sports)

【テキサス州ヒューストン発】ワールドシリーズ第5戦が29日(日本時間30日)、ミニッツメイド・パークで行われアストロズが延長10回、13―12でサヨナラ勝ちし、3勝2敗で悲願のワールドシリーズ初制覇に王手をかけた。

 先手を取ったのはドジャース。相手先発左腕カイケルを攻め、安打と2四球で二死満塁とするとフォーサイスの左前適時打で2点を先制。さらに相手の守備の乱れに乗じて3点目を奪った。4回にはバーンズの左前適時打で4―0とした。

 しかし、3回まで無失点だったエース左腕カーショーが4回に崩れた。四球と安打で一死一、二塁から4番コレアに左翼へ適時二塁打。続くグリエルが左翼席へ同点3ラン。試合は振り出しに戻った。

 5回のドジャースは3番手マキューを攻め、2つの四球で一死一、二塁のチャンスをつくるとベリンジャーが右中間へ勝ち越し3ラン。その裏、カーショーは二死から連続四球を与えて降板。2番手でマウンドに上がった前田はアルテューベにフルカウントからの7球目、フォーシームを中越えに同点3ランを浴び、今季のポストシーズン8試合目で初失点となった。前田は6回も続投。先頭打者を空振り三振に仕留め、次打者を歩かせたところで交代を告げられた。

 ドジャースは7回一死一塁でベリンジャーが中前へ鋭い打球を放つ。中堅・スプリンガーがダイビングキャッチを試みたが失敗。中堅最深部を転がる間に一塁走者が生還し、8―7と勝ち越した(記録は適時三塁打)。その裏、アストロズは先頭スプリンガーが4番手モローの初球を左翼席上段へ同点ソロ。守備のミスをすぐに取り返した。ブレグマンの中前打、アルテューベの中越え適時二塁打でこの試合初めて勝ち越すと、コレアが左翼に2ランを放ち、11―8とした。

 ドジャースは8回一死に二塁打と死球で一、二塁とするとシーガーが左翼へ適時二塁打を放ち、1点を返した。直後、アストロズはマキャンが右翼席へソロ弾を放ち、再び3点差とした。粘るドジャースは9回にプイグの2ラン、さらに二死三塁でテーラーが中前に適時打を放ち、同点とした。ドジャースの守護神ジャンセンは9回を無失点で切り抜け第2戦以来の延長へ突入した。

 延長10回、ジャンセンが二死から連続死四球を与えるとブレグマンが左翼へサヨナラ安打。両軍合わせて7本塁打が飛び出した、5時間17分の打撃戦に決着をつけた。