藤浪に「IT先生」就任を望む声

2013年01月22日 16時00分

サンテレビ「熱血タイガース党」に出演した藤浪

 阪神ドラフト1位の藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)が18日、新人合同自主トレの休日を返上して兵庫・西宮市の鳴尾浜球場でランニングなどで約1時間、汗を流した。そんな黄金ルーキーに意外な“ラブコール”がチームメートから送られている。何とプロでの実績が全くないのに「“先生”に就任してほしい」というのだ。その理由は――。

 

 

 休日にもかかわらず藤浪は「完全にオフにするのは、自分は好きではないので」と言い、ドラフト6位の緒方凌介外野手(22=東洋大)とともに体を動かした。練習中はリラックスした表情。緒方とは球界で“魔球”と呼ばれる変化球の話にもなったという。自身が見たことがある魔球について報道陣から問われると中日・岩田の(無回転)フォークをあげて「『ユーチューブ』を見ていたら関連動画にあったので見ました。すごい球でした」と話した。

 

 藤浪は入寮とともにデスクトップ型のパソコンを持ち込んでいる。その動画ももちろん、それで見たもの。現代っ子らしくパソコンには精通。そこには投球フォームの動画解析ソフトもインストールされており、ダルビッシュ有など多くの名投手や自身のフォームなどを詳細に分析することもできるという。

 

 そんな中、若虎の間から出てきたのが藤浪に「IT先生」就任を望む声だ。いくら、この時代とはいえ、すべての選手がパソコンを使いこなし、それを野球に役立てているわけではない。そこで、すでに成し遂げている藤浪に目をつけ「せっかくだから、パソコンの使い方を教えてほしい。役立つ動画の探し方とか」と言い出したのだ。

 

 若虎たちの目的は技術向上。まずはパソコンの“いろは”からスタートした上で名選手の動画や動作解析など藤浪が持つ“野球に生かすノウハウ”も吸収したい考えでいる。こんな機会を逃す手はないというわけだ。

 

 プロでの実績がまだ全くない状態で“先生”と呼ばれそうな藤浪。このあたりも、さすが金の卵というところか。