【ナ・リーグ優勝決定S】ダルビッシュに称賛の嵐

2017年10月19日 11時30分

7回途中、カブス打線を圧倒しマウンドを降りるダルビッシュ(ロイター=USA TODAY Sports)

【イリノイ州シカゴ発】ドジャースのダルビッシュ有投手(31)は17日(日本時間18日)に行われたカブスとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に先発して7回途中まで6安打1失点の好投で今ポストシーズン2勝目を挙げた。バットでも6回二死満塁で押し出しの四球を選んで貴重な追加点となる打点をマークした。3戦連続の逆転劇で完勝。球団史上初の地区シリーズから無傷の6連勝で29年ぶりワールドシリーズ出場へ王手をかけた。

 初回、いきなり2番シュワバーに先制ソロを許した。さらに2安打されて二死一、二塁のピンチを招くも、6番ジェイから見逃し三振を奪って勢いに乗った。2回以降は3安打を許したものの、三塁すら踏ませなかった。

 一夜明けた18日(同19日)ロサンゼルスメディアはダルビッシュの好投を絶賛。一方、シカゴメディアは脱帽した。

 ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)はロバーツ監督が「今夜のストーリーはダルビッシュだ」との試合後に語ったコメントを引用し、ダルビッシュの投打にわたる活躍をたたえた。「初回にソロ本塁打を喫したが、その後は三塁を踏ませず、ブルペン陣の疲労を回避させた」

 オレンジ・カウンティー・レジスター紙(電子版)は「ダルビッシュが打席とマウンドで良い仕事をした」と称賛。「(絶対エースの)カーショーが中3日で登板する話をしなくていいのはダルビッシュがいるからだ」と信頼を寄せた。

 一方、シカゴ・トリビューン紙は「ドジャース先発投手のダルビッシュは緩急と鋭い変化球でカブスの打者を困惑させた。ミスはシュワバ―に打たれた一発だけだった」と感服。シカゴ・サン・タイムズ紙は「二死満塁で今季の打率が5分9厘の投手を4球で歩かせるとは。ダルビッシュはプレーオフで押し出しの四球を選んだ40年ぶりの投手になった」とあきれていた。

 ダルビッシュは今ポストシーズンで2試合に登板して、いずれも1失点の好投で2勝。ドジャースが期待していた役割を見事に果たしている。次の登板でも圧巻のパフォーマンスを見せてくれるのは間違いない。