ロッテOB 井口新監督へ最下位からの“秘策”伝授

2017年10月17日 11時00分

 ロッテの井口資仁新監督(42)が15日、宮崎の秋季教育リーグに参加しているチームの練習を視察した。選手にあいさつし「貪欲に一軍定着、レギュラーをつかんでほしいと伝えた。選手とコミュニケーションを取りながらやっていきたい」と意欲的に語った。

 米大リーグ経験者が12球団の監督を務めるのは史上初となるが、就任1年目からチームを立て直せるのか。OBからはフロントに対し、厳しい注文が飛び出している。

 ロッテOBで本紙評論家の得津高宏氏は「来季、井口監督の成否を握っているのは、今オフにどれだけ補強ができるかにかかっています。涌井もFAで出て行くようですし、とにかく投手と長距離砲が足りない。手っ取り早い補強は外国人ですが、この球団は補強に大金はかけられないし、腕利きの海外スカウトがいるわけでもない。そこで球団にはお願いしたいことがあるんです」。

 それが井口監督に海外スカウトを兼務させ、なおかつ決定権を与えることだという。

「井口に助っ人補強に関する全権を与えてはどうか。ウインターミーティングに自ら足を運んで、井口の人脈で交渉を進めさせたらいいんです。これまでの現場では『フロントがいい選手を獲ってきてくれない』というグチばかり聞かされましたが、井口が自分で選んで連れてくれば、そういうこともない。大変でしょうが、ウインターリーグで若い選手を視察したり、ドミニカ共和国やキューバに行ったり…。メジャーリーガー初の監督として、井口しかできないことをやるべきです」

 その助っ人補強については「基本的に今年と補強の姿勢は変わらないと思う」(球団関係者)というが…。このままでは同じことの繰り返しとなりかねない。“監督兼全権海外スカウト”には一考の余地がありそうだ。