カブス3年連続ナ・リーグ優勝決定S進出呼んだ“とりあえず”のビデオ判定

2017年10月14日 12時00分

【ロサンゼルス発】カブスは12日(日本時間13日)、ナ・リーグ地区シリーズ第5戦でナショナルズを9―8で下し、3勝2敗で3年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。1点を争う展開で、終盤のビデオ判定が勝敗の行方を左右した。

 2点リードの8回だ。7回二死から登板したクローザーのデービスは先頭からの連続四球でピンチを招き、1点差まで詰め寄られた。さらに二死一、二塁と一発が出れば逆転という場面で捕手のコントレラスが一塁にけん制。タイミングはセーフだったが、リプレー検証の末にほんの一瞬だけ走者の足が塁上で浮いていたことが判明し、判定が覆った。

 その際、ベンチにゴーサインを出したのが、試合中にクラブハウス内で全てのプレーを再生検証するビデオコーディネーターの正本尚人氏(38)。なんでも「(ビデオ判定を要求できる権利が残り)2つあるし、とりあえずチャレンジしてみよう」という判断だったそうで「足が浮いていたことなんか後から分かった感じです」と振り返る。

 窮地を脱したデービスは44球の熱投でリードを守った。まさにチーム一丸の勝利だった。