故障のためナ・リーグ地区シリーズの出場メンバーから外れたカブスの上原浩治投手(42)が、3年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めたチームのシャンパンファイトに加わり「複雑な気持ちだけどうれしい。優勝リングが欲しいので、みんなに頑張ってほしい」と仲間にエールを送った。

 今回の地区シリーズでは僚友のレスター、キンタナ、ナショナルズのシャーザーが中継ぎで登板したが、上原は「先発投手が中継ぎで投げるというのは難しいというのがこの短期決戦でも分かったと思う」と感慨深げ。ただ、戦列復帰に向けた調整を続けているものの「次、(リーグ優勝決定シリーズで)メンバーに入れなければ、ほぼ終わりでしょうね」と現実も見据えていた。