日本ハム・大谷翔平選手(23)の右足首手術にメジャーも敏感に反応している。12日、大谷は予定通り都内の病院で内視鏡による「右足関節有痛性三角骨(足関節後方インピンジメント)除去術」を受け無事に終了。2~3週間で退院、退院後は千葉・鎌ケ谷の球団施設でリハビリ、練習を行う予定で、プレーできるまでには約3か月を要する見込みだという。

 この報をメジャー各球団スカウトも一斉に米球団本部に報告。ある球団関係者は「整形の内視鏡手術なので心配はしてない。むしろ今、施術してよかった。足首よりも気になるのは左足のハムストリング」と、右足首の影響で肉離れを発症した「左太もも裏」の状態を気にかけた。

 メジャーでは契約締結時に選手の体に異常がないかどうかレントゲン、CTスキャン、MRI等の最終チェックを受ける。ドジャースが前田、岩隈(現マリナーズ)の契約時にクレームをつけ、契約内容の見直し、破談となったのはこのためだが、大谷の左足は大丈夫なのか。慎重に見極められることになりそうだ。