ダルビッシュ ポストシーズン初勝利に歓喜!ド軍2年連続優勝決定シリーズ進出

2017年10月11日 11時30分

地区シリーズに先発したダルビッシュ(ロイター=USA TODAY Sports)

【カリフォルニア州ロサンゼルス10日(日本時間11日)発】ドジャースは9日(同10日)、敵地フェニックスで行われたナ・リーグ地区シリーズ第3戦でダイヤモンドバックスを3―1で破って3連勝で、2年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。先発のダルビッシュ有投手(31)は5回0/3を2安打1失点、7三振でポストシーズン初勝利を挙げた。前田健太投手(29)は8回に4番手で登板し、2三振を奪うなど三者凡退の完璧救援を見せた。

 ダルビッシュは最速158キロのフォーシーム、ツーシーム、カットボールでダイヤモンドバックス打線を手玉に取った。圧巻は4回。2番マルテ、3番ゴールドシュミット、4番マルティネスを3者連続三振に仕留め、敵地のファンにため息をつかせた。

 5回二死で7番デスカルソに右中間席に放り込まれ、6回に先頭で打席に立った代打ウォーカーに頭部に死球を与えたところで降板となった。ここまで74球。余力はあったが、納得して救援陣に後を託した。3―1の8回に前田が登板。2三振と内野ゴロで三者凡退の完璧救援。9回は守護神ジャンセンが締め、3連勝で突破した。

 興奮冷めやらぬ中、行われたシャンパンファイトでは前田がダルビッシュに最初に浴びせるなど大盛り上がりだった。

 一夜明けたこの日、ロサンゼルス・タイムズ紙はスポーツ中面でダルビッシュが三振を奪って雄たけびを上げる写真をカラーで掲載。「ダルビッシュとチームメートがライバルを片づけた」との見出しで「トレード期限を前に獲得したダルビッシュがグリンキーに投げ勝ってナ・リーグ優勝決定シリーズへと導いた」と感謝。前田については「ポストシーズンでリリーフに回り、彼は輝いた。前田は8回に非の打ちどころのない投球を見せた」と称賛した。

 オレンジ・カウンティー・レジスター紙は「ダルビッシュは素晴らしい投球を見せた。ドジャースに来てから2か月間、疑念の種をまいたが、アメリカでのキャリアで最も頼りがいのある5イニングだった」と褒めた。さらにエース左腕カーショーの「彼(ダルビッシュ)の投球はアンビリーバブルだった。とにかく球が生きていた。だから僕らは彼を欲したんだ。見ていて本当に楽しかったよ」との絶賛コメントを紹介。ここぞとばかりに持ち上げた。

 優勝決定シリーズは14日(同15日)に本拠地ドジャー・スタジアムでスタート。カブスとナショナルズの勝者と戦う。ダルビッシュの快投を再び見ることはできるか。