藤浪“頭脳も超A級”だった

2013年01月18日 16時00分

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)が早くも“球団の顔”としての素質を備えていると評判になっている。連日、高い身体能力を披露してきたゴールデンルーキー。それだけでも十分に期待通りなのだが、今度は「相当に賢い」と頭脳明晰ぶりにも注目が集まっている。

 

 16日も和田豊監督(50)は鳴尾浜球場を訪れ、新人合同自主トレを視察した。6日間皆勤となる指揮官の視察はやはり将来を背負う“金の卵”への期待の表れだろう。そんな首脳陣が見守る中、藤浪はキャッチボールやランニング、外野ノックなどで汗を流した。

 

 すでに藤浪の一軍キャンプ参加は決定的。次の注目は実戦デビューの時期だ。和田監督は「今どうこうではなく、段階を踏んでいかないといけない。クリアしないといけないことがたくさんある。まず1年間投げられる体を作ったうえで前に進んでいきたい」と慎重な姿勢を見せた。ただ藤浪はこれまでの練習で高い能力を見せている。早期の実戦登板も実現する可能性は十分だ。

 

 評価を上げているのは身体能力だけではない。ある球団関係者は「あいつは相当したたかだ」と褒めちぎる。その理由は合同自主トレ初日からブルペンに入ったことだ。「最初の話題のピークはやはりブルペン入り。それを引っ張れば“いつブルペンに入るのか”と騒がれただろう。それをいきなり初日に持ってくることでピークを済ませ、周りを静かにした。もちろん意図的に。18歳でそこまで考えているとはさすが」(球団関係者)

 

 さらに、藤浪は報道陣からの質問に対して一つひとつ時間をかけて丁寧に答える。これも「自分の意図をきちんと知ってもらうために意識してやっているそうだ」(別の関係者)という。こうした高校生離れした所作が「すでにファンのことを考えた行動ができている」と高評価を受けているのだ。

 

 各方面で風格を漂わせている藤浪。どこまで器が大きいのか。期待は膨らむばかりだ。

 

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