楽天入り斎藤いきなり“ヘッド代行”の大役

2013年01月20日 16時00分

 今季から楽天でプレーする斎藤隆投手(42=前ダイヤモンドバックス)に“ヘッドコーチ代行”の役割が期待されている。

 

 といっても、実際に星野監督の参謀となるわけではない。球団関係者が期待するのは、同じく新加入するアンドリュー・ジョーンズ外野手(35)、ケイシー・マギー内野手(30=ともに前ヤンキース)のお世話係だ。

 

 きっかけは斎藤が8日の入団会見で発したこんなコメントだった。「彼らとまたチームメートになるとは。『サミー(斎藤の愛称)、ここはどうなんだ?』っていうことがあれば助けたい」。ジョーンズとは2008年にドジャースで、マギーとは11年にブルワーズで一緒にプレーした斎藤は周囲にも同様の話をしているという。

 

 では、なぜヘッドなのか。実は助っ人選手のサポート役は、昨季退団した田淵幸一前ヘッドコーチ(66)が行ってきたこと。「遠征先で『おまえの子供にプレゼントだ』っておもちゃを買ってあげたり、家族を含めて気遣った。助っ人たちがプレーに集中できる環境を作ってあげた」(チーム関係者)。田淵氏が球団を去ったため“助っ人の助っ人”は不在。チーム内でも懸案事項の一つだったが、そんななか斎藤が立ち上がったことで「ぜひ、お願いしたい」(球団関係者)となったわけだ。

 

 2人の大型助っ人は日本で初めて生活する。特にジョーンズは妻へのDVで離婚調停中と、プライベートでの出来事がプレーに影響しかねない状況だ。それだけに、2人をよく知る斎藤がじっくりとはいかないまでも、地元・仙台を案内するなど十分なケアをしてくれそうだ。

 

 楽天の大型補強が成功するか否かは斎藤にかかっていると言っても過言ではない。