日本ハム・大谷が日本最終戦 ポスティングについて「ここで言うことではない」

2017年10月09日 19時12分

4打数無安打に終わった大谷
4打数無安打に終わった大谷

 日本ハム・大谷翔平投手(23)が、自身国内最終戦となった9日の楽天戦(koboパーク宮城)に「3番・DH」で先発出場。岩手から家族や親戚が訪れ、見守る中、見逃し三振、左飛、遊ゴロ、見逃し三振の4打数無安打に終わった。

 右足首の三角骨障害、左太もも裏肉離れなどケガに苦しんだ今年1年を「思い通りにいかないこともあったが貴重なシーズンだった」と振り返った大谷。「いいことも良くないことも経験できた。その中でもなかなか野球ができずチームに迷惑をかけてしまった。一軍でプレーをして、結果を求めてゲームに出てということができなかったことが悔しかった。ケガというのは良くない」と悔しさをにじませた。

 一方で、このオフに予定されている右足首の手術については「まだスケジュールは決まっていない。決められていないというより、ここで話す必要はない」と具体的な言及を避けた。さらに注目されるポスティングシステム(入札制度)によるメジャー移籍についても「それに関してもここで言うことではないと思っている」と質問をシャットアウトした。

 しかし、高卒即メジャー挑戦とされる中、ドラフトで強行指名し、「二刀流」という口説き文句で翻意させた栗山監督は万感の思い。「とりあえず無事に終わってよかった。最後(7回一死満塁)は絶対にホームランを打つだろうと思ったら打たないし…。そりゃあ、かっこよく終わるべきだろう。そういうこと(メジャー挑戦の決断)はみんなの前でしゃべることはないと思う。(5年間で)本当にいろいろなことがあった。少しでも彼のためになってくれるだろう、そうなってくれることを信じてやってきた。まぁオレの気持ちなんてどうでもいい」と長いようで短かった5年間を振り返った。

 大谷が今オフ、メジャーに挑戦する既定路線は動かない。今後は大谷側のスケジュールに添って代理人選定を行い、ポスティング移籍の時期と交渉戦略を見定めていくことになる。

 大谷は日本ハムでの5年間に投手として85試合(543回)に登板し、42勝15敗1ホールド、防御率2・52。打者として403試合(1035打数)で打率2割8分6厘、48本塁打、166打点、13盗塁だった。

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