大谷投手デビューは「楽天・釜田パターン」か

2013年01月19日 16時00分

 日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18=花巻東)が納得のブルペンお預けだ。

 

 新人合同自主トレも第2クールに入り大谷を除くドラフト即戦力の4投手(3位・鍵谷、5位・新垣、6位・屋宜、7位・河野)は明日17日からブルペン投球が解禁される。成長痛を考慮した上でプロとしての基礎体力作りを優先させている大谷にとっては“禁断のメニュー”だが、本人は納得ずくだ。

 

「球団の方がいろいろ考えて、まずは即戦力の方々が先ということ。自分はまず体を作らないといけないですし、どちらかというと(調整はマウンドではなく)平地の方がいいです。(体が)前に行きがちなフォームになっちゃうのでブルペンに入りたいとは思わない」との模範解答で報道陣の質問をかわした。

 

 2月のキャンプから4月までの3か月間を「プロ適応期間」としキャンプ中の本格的なブルペン投球もお預けとなる大谷だが、球団の育成方針が明確なだけに不安はない。山田GMは「話題先行になって本人が無理をしないように最初の判断を絶対に間違えてはいけない」とキャンプの二軍スタート、基礎体力がつくまでのブルペン投球禁止の理由を語る。

 

 その上で「最近の高卒新人投手の例を見ても力さえあれば(ファームで)短期間で結果を出して急速に出てくる。まだ1年間プレーする体力はないわけだから照準は5月、6月に合わせればいい」と順調に行った場合の青写真に言及している。

 

 昨年、パ・リーグを沸かせた楽天・釜田(7勝4敗、防御率3・28)、ソフトバンク・武田(8勝1敗、同1・07)の高卒新人2投手はいずれもキャンプは二軍スタート。一軍デビューは釜田が5月20日阪神戦で武田は7月7日日本ハム戦だった。日本ハムの育成プランも1年目で一定の成果を残したこの2つの実例を下敷きとしたものになっているようだ。