阪神で2003年、05年と2度のリーグ制覇に貢献した今岡真訪二軍打撃兼野手総合コーチ(43)が今季限りで退団することが24日、確実となった。退団後はロッテ監督に就任する井口資仁内野手(42)からの要請で入閣する見込み。

 掛布雅之二軍監督(62)の退任により、次期二軍監督の有力候補とされていたが「正式な要請はしていない。もともと候補には入っていない」(球団幹部)という状況だった。矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(48)や片岡篤史打撃コーチ(48)らが候補だが、外部招聘の可能性もあり“ポスト掛布”はまだ時間が掛かりそう。来月9日からのフェニックス・リーグは代行監督で臨むことになる。