ペーニャ4番降格危機

2013年01月17日 16時00分

 ソフトバンクのウィリー・モー・ペーニャ外野手(30)が4番降格の危機を迎えている。秋山監督は今季の4番を新外国人のブライアン・ラヘア内野手(30)に任せる方向で、ペーニャはクリーンアップを剥奪される可能性も出てきた。

 メジャー時代の通算本塁打を比較してもペーニャの84発に対し、ラヘアは21発。日本での経験を加味すれば、ペーニャに分がありそうだが、そうは問屋が卸さない。評価を下げるきっかけとなった7月12日の西武戦での“どん詰まり事件”をあるコーチが明かす。

「平均球速が130キロ台半ばの武隈に対し、ペーニャが内角直球をどん詰まりする場面があった。その時、ベンチで『そりゃあないだろ!』ってなった。外国人が外角へ逃げる変化球に手を焼くのは分かるけど、内角直球はパワーではじき返せよというわけ。主軸としてどうかと疑問視された」

 昨季、3つしか記録していない犠飛欠乏症も深刻で「フロント内でも『あそこで犠飛が出ていれば勝てたのでは…』という声が結構多かった。それなら、気楽に打てる6番を任せればいい」(球団首脳)の声もある。

 今季は3番内川、5番松田が確定的。左のラヘアが4番に入れば「右、左、右」のジグザグのクリーンアップが組めて、攻撃の幅も広がる。日頃「俺が打ってもチームが勝たなければ意味がない」「打順は気にしない」が口癖のペーニャだが、“格下”の新顔に4番の座を奪われても優等生発言を貫けるか…。