平野恵オリに“捨て身精神”注入

2013年01月14日 10時55分

 FAで阪神から移籍したオリックス・平野恵一内野手(33)が13日、神戸市内で入団会見を行った。古巣復帰は6年ぶりで「戻していただいたと思っている。チームから何を期待されているのかを感じながら、小さい体を全部使って全力でやっていきたい。もう1回、一からの挑戦です」と意気込んだ。

 球団サイドは、その“捨て身のスピリット”もナインに刺激を与えてくれるはず、と期待している。平野は2006年5月6日のロッテ戦(千葉)で二塁からファウルボールを追いかけて一塁フェンスに顔面から激突。胸部軟骨損傷、腰部離れなどの大ケガを負い、衝撃的なスーパーキャッチとして伝説となっている。

 チーム関係者はそれを例に挙げ「普通は30歳を過ぎるとリスクを考えてむちゃができなくなるが、あのころと平野は変わっていない。この気迫がチームを変えてくれると思うし、最下位から浮上するにはなくてはならないもの。若い選手もあのプレーのことは知っているし、生きた手本がチームに来たんだからスピリットを見て感じ取ってほしい」という。

 背番号は阪神時代と同じ「5」に決定。頼もしい男がオリックスに帰ってきた。