右足骨折から1か月…阪神・メッセンジャーが快気炎「明日にでも投げたい」

2017年09月14日 16時30分

表彰式のため、甲子園に登場したメッセンジャー

 右足腓骨骨折から今季中の戦列復帰を目指す阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が13日、本紙に“快気炎”を上げた。8月10日の巨人戦(東京ドーム)で阿部の打球が右足に直撃した「悪夢」から1か月以上が経過。目下、リハビリにまい進する青い目の大黒柱の熱い思いとは…。

 二軍でリハビリ中のメッセンジャーは13日、球団選定7月度月間最優秀選手の表彰式のため、甲子園球場を訪問。無念の骨折から1か月以上の月日がたったが、対面した金本監督からは「焦らずに、早く治してくれ」などと声をかけられ「皆さんに会えてうれしい」と笑みを見せた。現在は右足のギプスからは解放され、連日キャッチボールを展開。首脳陣やナインはクライマックスシリーズからの復帰を待ち望んでいるなか、助っ人右腕が現在の気持ちを激白した。

「自分の仕事はトレーナー室でじっとしていることじゃない! 早くマウンドに上がってチームに貢献したいんだ! 向こう(米国)でも、こっちでも一軍の試合はすべて見ている。そこに自分がいないことは、ひと言でいえば『最悪』! とにかく早く戻りたいんだよ! 登板日はまだわからないけど、自分では“明日にでも”と思っているんだ!」

 米国での手術から再来日した際に「今季中に2試合ぐらいは投げたいと思っている」と発言したメッセンジャーだが、その思いは熱くなる一方。今のひ弱な投手陣には歯がゆい部分も感じており「先週、先発が仕事をしたと言えるのは2回だけ。それ以外(の先発)は仕事をしたとは言えないよ」とバッサリ。先発陣の台所事情を見れば、不振続きで二軍落ちしたばかりの藤浪をはじめ、投げてみないと分からないメンツばかりで安定感があるのは今季12勝をマークしている“再ブレーク右腕”の秋山ぐらい。「自分がいれば」の思いがなおさら強まっているのだ。

 ブルペン入りについてメッセンジャーは「自分は今すぐ投げたいし、投げられるぐらいに思っているが、球団トレーナー、医師の考えもあるので(今は)わからない」と話すにとどめたが、気合は十分。それこそ復帰時期が大幅に早まることもあるかもしれない。

 2―7で敗れたこの日の巨人戦では先発の岩田が3回6失点で降板。ここ9試合、先発に勝ちがないぶざまな状況が続いている。苦悶の金本監督は「立て直し? 何したらいい。誰を投げさせるのか、教えて」とSOSを発信したが、これを救うのがメッセンジャーとなるのか。注目だ。